宅建試験、おつかれさまでした。自己採点で手応えがあった方から、次によく出る疑問が「受かったら登録しないといけないの?」です。
結論から言うと、登録しなくても合格は取り消されません。合格は一生有効です。ただ、合格から1年以内に宅建士証の交付まで進むと、法定講習が免除になります。不動産会社で働く私の経験もふまえて、登録までの流れを整理します。
この記事の要点
- 合格は一生有効。登録しなくても合格は消えない
- 宅建士として働くには「登録」と「宅建士証の交付」の2段階が必要
- 合格から1年以内に宅建士証まで進めば、法定講習(1日)が免除になる
合格後に不動産業界への転職を考えている方は、求人が増える合格発表から年度末までに情報を集めておくと動きやすくなります。
「合格」「登録」「宅建士証」は別もの
- 合格:試験に受かった状態。期限なし
- 登録:都道府県知事への資格登録。実務経験2年以上、または登録実務講習の修了が必要
- 宅建士証の交付:これを受けて初めて「宅建士」として重要事項説明などができます。有効期間は5年
名刺に「宅建士」と書けるのは、宅建士証の交付を受けてからです。
登録しないとどうなる?
- 合格が無効になることはありません。10年後に登録することもできます
- ただし、合格から1年を過ぎると、宅建士証の交付前に法定講習(1日・受講料が必要)を受けることになります
- 転職の応募では「宅建合格」でも評価されますが、入社後すぐに重説を任せたい会社では「宅建士証あり」が有利です
登録までの流れと費用の目安
- 合格発表(2026年は11月25日)
- 実務経験が2年未満なら、登録実務講習を受ける(通信学習+スクーリング。受講料は2万円前後の講習が多い)
- 都道府県に登録申請(登録手数料37,000円)
- 宅建士証の交付申請(交付手数料4,500円)。合格から1年以内なら法定講習は不要
費用と期間を表にまとめると、次のとおりです(講習の受講料・日程は実施機関によって違います)。
| 手続き | 費用の目安 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 登録実務講習(実務経験2年未満の人) | 2万円前後 | 通信学習約1か月+スクーリング2日 |
| 資格登録の申請 | 37,000円 | 審査に1〜2か月 |
| 宅建士証の交付申請 | 4,500円 | 数週間 |
| 法定講習(合格から1年を過ぎた人だけ) | 1万円台前半 | 1日 |
登録の審査には1〜2か月ほどかかるのが一般的です。登録実務講習は合格発表のあと申込みが混み合うので、受講するなら早めに日程を確認しておくと安心です。
私のおすすめ
今すぐ仕事で使う予定がなくても、合格から1年以内に宅建士証まで取っておくと、あとで法定講習の時間と費用がかかりません。不動産業界への転職を考えているなら、合格発表から年度末は求人が増える時期でもあります。宅建を持って不動産会社に入るとどう見られるかは「宅建を取ると仕事はどう変わる?」に書いています。
よくある質問
Q. 宅建の仕事に就いていなくても登録できますか?
できます。実務経験が2年に満たない場合は、登録実務講習を修了すれば登録の要件を満たせます。今の仕事を続けながら通信で受けられる講習がほとんどです。
Q. 1年以内に宅建士証を取れなかったらどうなりますか?
合格はそのまま有効です。宅建士証の交付を申請する前に、法定講習(1日)を受ければ問題ありません。
Q. 登録したら不動産会社に勤めないといけませんか?
いいえ。登録や宅建士証の交付に、勤め先が決まっている必要はありません。転職活動の前に宅建士証まで取っておく人もいます。
まとめ
- 合格は一生有効。登録しなくても消えない
- 宅建士として働くには、登録と宅建士証の交付が必要
- 合格から1年以内に宅建士証まで進めば法定講習が免除
自己採点と合格発表については「宅建の自己採点と合格発表まで」と「自己採点が終わったら読む記事」、宅建の記事の全体は「宅建まとめ」にまとめています。

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