宅建に合格したあと、「次は何の資格を取ろう」と迷う人は多いと思います。
私は宅建のあと、行政書士を選びました。いま不動産会社で働きながら勉強していて、実際にやってみて「この順番は正解だった」と感じています。この記事では、宅建の次に行政書士をすすめる理由を、実体験をもとに書きます。
理由1:民法の勉強がそのまま生きる
宅建と行政書士は、どちらも「民法」が出題されます。
宅建では権利関係として14問、行政書士では法令等科目の柱の一つとして出題されます。行政書士のほうが深く問われますが、土台は同じです。
私の場合、宅建の勉強で民法の全体像がつかめていたので、行政書士の民法は比較的早くひと通り終えることができました。ゼロから始める人より、確実にスタートで有利です。
理由2:不動産の仕事と相性がいい
不動産の仕事をしていると、行政書士の業務範囲に関わる場面がよくあります。
- 農地を宅地にするときの農地転用の許可申請
- 開発許可など、役所に出す各種の申請書類
- 相続が絡む不動産の相談
これらは、行政書士の知識があると話が早く進みます。宅建の「取引」の知識と、行政書士の「役所への手続き」の知識がそろうと、お客様に一歩踏み込んだ説明ができるようになります。
理由3:勉強の「型」がすでにある
宅建に合格した人は、「テキストを読んで、問題集を回す」という勉強の型をすでに持っています。
行政書士は宅建より範囲が広く、合格率も低い試験です。それでも、宅建で身につけた型をそのまま使えるのは大きな強みです。私も、宅建のときと同じく「問題を解いて出るところを覚える」やり方を土台にしています。
注意点:難易度は宅建より一段上
いいことばかりではありません。行政書士は、宅建より明らかに難しい試験です。
| 宅建 | 行政書士 | |
|---|---|---|
| 合格率(2025年度) | 18.7% | 14.54% |
| 出題形式 | 4択のみ | 5肢択一・多肢選択・記述式 |
| 私の勉強時間 | 約200時間(独学) | 宅建よりかなり多く必要 |
特に、記述式があるのが宅建との大きな違いです。「なんとなく分かる」ではなく、条文や用語を正確に書ける状態まで持っていく必要があります。
私自身、行政書士は一度不合格になっていて、今年が実質2回目の挑戦です。宅建の勢いのまま受けると、痛い目を見るかもしれません。
まとめ
- 民法の知識がそのまま使えるので、宅建の次の資格として効率がいい
- 不動産の仕事と行政書士の業務は重なる部分が多い
- ただし難易度は一段上。宅建より長い準備期間を見ておく
宅建を取った方は、ぜひ次のステップとして行政書士を検討してみてください。私の挑戦の記録も、このブログで続けて書いていきます。

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