行政書士試験を受けると決めたら、最初にやるべきことは「試験の全体像をつかむこと」です。
どの科目に何点あって、何点取れば合格なのか。これが分かると、限られた時間をどこに使うべきかが見えてきます。この記事では、働きながら実質2回目の受験に挑んでいる私が、試験の仕組みを整理します。
試験の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 毎年11月の第2日曜日(2026年度は11月8日) |
| 試験時間 | 13:00〜16:00(3時間) |
| 受験料 | 10,400円 |
| 受験資格 | なし(年齢・学歴を問わず誰でも受験可能) |
| 出題形式 | 5肢択一式・多肢選択式・記述式 |
受験資格がないので、社会人でも学生でも受けられます。申込は例年7〜8月なので、受ける年の夏までに申し込みを忘れないようにしましょう。
科目と配点
試験は大きく「法令等科目」と「基礎知識科目」に分かれます。満点は300点です。
| 科目 | 主な内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 法令等科目 | 憲法・行政法・民法・商法・基礎法学 | 244点 |
| 基礎知識科目 | 一般知識、行政書士法などの業務関連法令、情報通信・個人情報保護、文章理解 | 56点 |
法令等科目のなかで一番配点が大きいのが行政法、次が民法です。この2科目で全体の半分以上を占めます。
合格基準は「3つ」ある
合格するには、次の3つをすべて満たす必要があります。
- 法令等科目で122点以上(満点の50%以上)
- 基礎知識科目で24点以上
- 全体で180点以上(満点の60%以上)
注意したいのは、合計が180点を超えていても、基礎知識科目が24点に届かなければ不合格になることです。法令だけに集中しすぎず、基礎知識の対策も最低限は必要です。
合格率はおよそ1割台
2025年度(令和7年度)の結果は次のとおりでした。
- 受験者数:50,163人
- 合格者数:7,292人
- 合格率:14.54%
例年、合格率は10〜15%前後です。決して簡単ではありませんが、合格基準が「点数」で決まっている絶対評価の試験なので、180点を取れば必ず合格できます。
社会人が意識したい3つのポイント
1. 行政法と民法に時間を集中する
配点の大きい2科目で点を取るのが、合格への一番の近道です。私は宅建で民法の土台があったので、今年は行政法に時間を多く割いています。
2. 記述式は「部分点」を取りにいく
記述式は3問で60点あります。完璧な答えが書けなくても、キーワードが入っていれば部分点がもらえることがあります。白紙で出さないことが大事です。
3. 基礎知識の足切りを甘く見ない
基礎知識科目は範囲が広く、対策しにくい科目です。それでも24点の足切りがあるので、文章理解など確実に取れる分野で点を拾えるようにしておきましょう。
まとめ
- 満点300点、合格は180点以上(ほかに科目ごとの基準点あり)
- 配点が大きい行政法と民法が合格のカギ
- 合格率は1割台だが、点数で決まる絶対評価の試験
このブログでは、私が実際にどう勉強しているかも記録しています。1日のスケジュールは別の記事で紹介しているので、あわせて読んでみてください。

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