※この記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
「宅建を取ったら、実際にどんな仕事をするの?」「資格がないと、不動産会社で何が困るの?」
私は高校の数学教師を4年間務めたあと、不動産会社に転職しました。教師時代の2021年に一度宅建を受けて不合格になり、宅建を持たないまま入社しました。合格したのは、転職した年の2022年の試験です。
宅建がなかった時期と、取ったあとの両方を経験したので、その違いを正直に書きます。
宅建がなかった頃に困ったこと
不動産会社に入ってすぐ、宅建がないことの不便さを実感しました。
重要事項説明ができない
不動産の売買や賃貸の契約前には、「重要事項説明」をしなければなりません。物件や契約条件の大事な点を、お客様に説明する手続きです。この説明ができるのは、法律で宅建士だけと決まっています。
宅建がなかった私は、自分が担当しているお客様であっても、重要事項説明のときだけは宅建士の先輩に代わってもらうしかありませんでした。
お客様の前で、書類のミスを指摘された
今でも覚えているのは、重要事項説明の場面で、私が作った書類のミスを宅建士の先輩からお客様の前で指摘されたことです。
ミスをしたのは私なので、指摘されたこと自体は仕方ありません。ただ、お客様の前で自分の担当の説明ができず、ミスまで見られてしまうのは、本当に悔しい経験でした。「早く宅建を取って、自分で説明できるようになりたい」と強く思ったきっかけです。
宅建を取ってから、いまやっている仕事
合格してからは、担当できる仕事がはっきり広がりました。いま私が宅建士として担当しているのは、次の仕事です。
| 仕事 | 内容 |
|---|---|
| 物件の案内 | 購入や賃貸を検討しているお客様を、現地に案内する |
| 物件の査定 | 売りたい方の土地・建物が、いくらで売れそうかを調べて提示する |
| 重要事項説明書の作成と説明 | 物件の法律上の制限や設備などを調べて書類にまとめ、お客様に説明する |
| 売買契約書の作成 | 売主・買主の条件をまとめて契約書にする |
| 不動産の利活用の相談 | 空き家や使っていない土地を、売る・貸す・活かすなどの方法を一緒に考える |
いちばん大きな変化は、最初の相談から契約まで、1人で責任を持って担当できるようになったことです。お客様から見ても、途中で担当者が代わらないほうが安心だと思います。
宅建の勉強で覚えた知識は、そのまま実務で使っています。都市計画法や建築基準法の制限は物件を調べるときに、民法は契約書を作るときに、毎日のように出てきます。
資格手当は?
「宅建を取ると給料が上がる」とよく言われます。宅建士に資格手当を出している不動産会社は多いですが、私の勤務先には資格手当がありません。
それでも、取ってよかったと断言できます。重要事項説明を自分でできるかどうかで、任される仕事の範囲がまったく違うからです。
資格手当の有無や金額は会社によって大きく違います。宅建を活かして転職を考えるなら、求人を比べるときの大事なチェックポイントです。
宅建を活かして転職するなら
不動産業界は、宅建士の数を一定以上そろえることが法律で求められています(事務所ごとに、従業員5人に1人以上)。そのため、宅建士は常に求められていて、未経験からでも転職しやすい業界です。私自身、教師という全く別の業界から移りました。
不動産業界への転職を考えているなら、不動産業界に特化した転職エージェントを使うと、資格手当や実際の仕事内容まで確認しながら求人を比べられます。
- 宅建Jobエージェント:不動産業界専門の転職支援サービス。宅建の資格がない方や業界未経験の方も相談できる
未経験から不動産業界に入るなら、宅建は先に取るべき?
私の経験から言うと、「入社前に取れるなら取っておいたほうがいい」です。
- 入社してすぐに重要事項説明を担当できる
- 資格がある分、採用の評価や手当の面で有利になりやすい
- 入社後は、慣れない仕事をしながらの勉強になり、時間の確保が大変
ただし、宅建がなくても不動産会社には入れます。私のように入社してから取る人も多いので、「資格がないから転職できない」と考える必要はありません。
宅建の勉強法は「宅建に独学200時間・参考書代1万円で合格した社会人の勉強法」に書いています。
まとめ
- 宅建がないと、重要事項説明ができない。自分のお客様でも、その場面だけは宅建士に代わってもらうことになる
- 宅建を取ってからは、案内・査定・重説・契約書・利活用の相談まで、1人で担当できるようになった
- 資格手当は会社次第(私の勤務先にはない)。それでも、任される仕事の広さが変わる
- 転職を考えるなら、不動産業界に特化したエージェントで求人を比べるのがおすすめ

コメント