記述式は3問・60点。白紙が一番もったいない
行政書士試験の記述式は、行政法1問・民法2問の計3問、1問20点で合計60点です。採点の基準は公表されていませんが、キーワードが入っていれば部分点が付くと考えられています。だからこそ、分からなくても白紙にしないことが一番の対策です。
配点と時間配分の全体は行政書士試験の配点と合格基準、3時間の時間配分にまとめています。
型1:問いの「形」をそのまま答えの骨組みにする
記述式の問題文は、最後に答え方を指定していることがほとんどです。
| 問いの形 | 答えの骨組み |
|---|---|
| 「誰に対して、どのような訴訟を提起すべきか」 | 〇〇を被告として、△△の訴えを提起する。 |
| 「どのような請求ができるか」 | 〇〇に対し、△△を請求できる。 |
| 「どのような要件を満たす必要があるか」 | ①〇〇、②△△であること。 |
| 「誰が、どのような権利を主張できるか」 | 〇〇が、△△権を主張できる。 |
先に骨組みを書いてから中身を埋めると、40字前後に収まりやすく、聞かれたことに答え漏れが出にくくなります。
型2:キーワードを先に書き出す
解答欄に書く前に、問題用紙の余白に思いつく条文の言葉を並べます。たとえば行政法なら「被告」「処分の取消しの訴え」「義務付けの訴え」「併合」、民法なら「善意無過失」「対抗」「催告」「追認」など。並べた中から、骨組みに入るものを選んで文にします。
型3:分からないときは「一番近い言葉」で書き切る
正確な条文の言葉が出てこなくても、意味が同じ言葉で書けば、キーワードの一部として見てもらえる可能性があります。空欄にするより、知っている言葉で書き切る方が点につながります。
書く順番と時間の目安
- 記述式は、択一の途中で手を止めて先に1問目だけ書く、という人もいます。自分が練習してきた順番を変えないのが一番です
- 1問にかける時間の目安を決めておき、詰まったら次へ。最後に戻って何か書く
- 字数は「40字程度」。少し少なくても、多すぎて枠からはみ出すよりは良い
前夜にやること:3つだけ
- 過去に間違えた記述式の問題を、骨組みだけ声に出して言ってみる
- 行政法の「訴訟の種類と被告」を1回見直す(抗告訴訟の準用・取消判決の第三者効)
- 寝る時刻を決めて、いつも通りに寝る(前日と当日の過ごし方)
結論
記述式は満点より「白紙ゼロ」。問いの形をそのまま骨組みにして、キーワードを入れて書き切れば、部分点は積み上がります。明日は、択一で取れる問題を落とさず、記述式で少しでも点を拾う。それで十分戦えます。
試験後の自己採点と記述式の幅の見方は行政書士試験の解答速報と自己採点のしかたへ。全体は行政書士まとめページからどうぞ。

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