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資格の勉強を始めようとすると、最初に悩むのが「いくらかけるか」です。
大手の通信講座を調べると、行政書士なら20万〜30万円台のコースも珍しくありません。一方で、書店に行けば参考書は2,000〜3,000円で買えます。差は100倍近くあります。
私は宅建に、参考書と問題集だけ、合計1万円ほどで合格しました。一方、いま受けている行政書士では、アガルートの講座にお金を払っています。「安く済ませた資格」と「お金をかけた資格」の両方を経験しているので、その立場から、安く学ぶ方法を4段階に分けて比べます。
結論:安い順に4つの選択肢がある
| 方法 | 費用の目安(宅建の場合) | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1. 独学(市販の参考書・問題集) | 5,000〜1万円 | 自分で計画を立てて、問題集を淡々と回せる人 |
| 2. 月額制の講座(オンスク.JP) | 月1,078円〜 | まず安く試したい人/複数の資格をつまみ食いしたい人 |
| 3. 低価格のオンライン講座(スタディング、SMART合格講座) | 1.5万〜3万円 | 独学に不安はあるが、大手の講座は高いと感じる人 |
| 4. 大手・本格派の通信講座(アガルート、フォーサイトなど) | 7万〜10万円前後 | 1回で確実に合格したい人/手厚いサポートがほしい人 |
「安ければいい」わけでも「高ければ受かる」わけでもありません。大事なのは、自分に足りないものにだけお金を払うことです。
1. 独学:宅建なら1万円で足りた
私の宅建の費用は、次のとおりです。
- LECの「宅建士 合格のトリセツ」の基本テキストと分野別過去問題集
- TACの「本試験をあてる TAC直前予想模試 宅建士」
- 合計:1万円ほど
勉強法はシンプルで、テキストをざっと読み、問題集を2周し、最後に予想問題を解くだけでした。詳しくは「宅建に独学200時間・参考書代1万円で合格した社会人の勉強法」に書いています。
独学のいちばんの弱点は、お金ではなく「時間の迷い」です。何をどの順番でやるか、どこまで深追いするかを、全部自分で決めなければいけません。私も1回目は落ちています。
2. 月額制:オンスク.JPは月1,078円から
「講義動画は見たいけれど、数万円は出したくない」という人の選択肢が、月額制のオンスク.JPです。
| プラン | 月額(税込) | 主な違い |
|---|---|---|
| ウケホーダイ ライト | 1,078円 | 講義動画と問題演習が使える |
| ウケホーダイ スタンダード | 1,628円 | ライトの内容に加えて、テキストや講義音声のダウンロード、問題の復習機能が使える |
月額料金のまま、宅建・行政書士・簿記・FPなど、60以上の講座が見放題になります。宅建は講義が約21時間・問題が600問以上、行政書士は講義が約32時間・問題が約600問です(2026年9月時点)。
向いているのはこんな人です。
- 独学のテキストで分からなかった単元だけ、講義で補いたい
- 宅建の勉強をしながら、FPや簿記も少し見てみたい
- 本格的な講座を買う前に、動画で勉強するスタイルが自分に合うか試したい
逆に、これ1本で難関資格に受かるには、講義の量が少なめです。私の感覚では、宅建なら「独学の補強」、行政書士なら「入門」として使うのがちょうどいいと思います。
無料プランもあるので、まず無料で動画の雰囲気を確かめてから有料に切り替えることもできます。
3. 低価格のオンライン講座:2万円前後で「順番」が買える
独学と大手講座の中間にあるのが、スタディングやSMART合格講座のような低価格のオンライン講座です。
宅建の場合
| 講座 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| スタディング ミニマム | 14,960円 | テキストはデジタルのみ。スマホで完結 |
| スタディング スタンダード | 19,800円〜 | 過去問対策まで含む基本のコース。紙のテキスト付きは24,800円 |
| スタディング コンプリート | 24,800円〜 | 直前対策・模試まで含む。紙のテキスト付きは29,800円 |
| SMART合格講座(宅建) | 25,300円 | 講義約32時間、答練約4時間、模試2回。申込日から3年間視聴できる |
行政書士の場合
| 講座 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| スタディング ミニマム | 34,980円 | デジタルのみ |
| スタディング スタンダード | 44,000円〜 | 紙のテキスト付きは54,000円 |
| SMART合格講座(速習) | 25,300円 | 講義約16時間+答練 |
| SMART合格講座(実戦) | 53,900円 | 講義約48時間+答練 |
この価格帯で買えるのは、「何を、どの順番でやるか」です。独学で私がいちばん苦労した「計画づくり」と「どこまでやるかの線引き」を、カリキュラムが代わりに決めてくれます。
独学で1回落ちた経験から言うと、宅建なら2万円前後の講座は十分に元が取れる投資だと思います。もう1年勉強する時間と、もう1回分の受験料を考えれば、安いものです。
スタディングは無料登録で最初の講座を試せて、10%OFFのクーポンももらえます。SMART合格講座もサンプル動画を無料で見られます。
4. 本格派の講座:お金をかけるべき人
最後に、7万〜30万円クラスの本格的な講座です。私は行政書士でアガルートを受講しています(入門総合カリキュラムの通常価格は、2027年合格目標で328,900円)。
行政書士で本格的な講座を選んだのは、宅建とは事情が違ったからです。
- 前回は独学(肢別問題集中心)で受けて、不合格だった
- 行政法・憲法など、宅建にはない科目の範囲が広い
- 記述式があり、独学だと添削してくれる人がいない
最後の決め手は、合格すると受講料が全額戻ってくる合格特典でした(条件あり)。高い講座でも、合格すれば実質タダになる。この仕組みが、「今年こそ受かる」という覚悟を後押ししてくれました。
お金をかけるべきなのは、「独学で一度失敗した」「範囲が広くて順番を自分で決められない」「絶対に次の試験で受かりたい」のどれかに当てはまる人です。講座の選び方は、「アガルートの行政書士講座を受講中の社会人が書く、正直な感想」でも詳しく書いています。
安く済ませるための3つのコツ
どの方法を選ぶ場合でも、次の3つを守ると、無駄な出費を減らせます。
- いきなり一番高いコースを買わない:無料お試しや月額プランで、自分が「動画で勉強できるタイプか」を先に確かめる
- 教材を増やさない:テキストと問題集は1冊ずつで十分。迷ったら、新しい本を買う前に今の問題集をもう1周する
- 申し込む前に割引を確認する:多くの講座で、時期によってキャンペーンやクーポンがある。公式サイトで最新の価格を確認してから申し込む
まとめ
- 宅建なら、独学1万円でも合格は狙える(私がそうでした)
- 独学に不安があるなら、月1,078円のオンスク.JPか、2万円前後のスタディング・SMART合格講座から試す
- 独学で一度失敗した人や、行政書士のように範囲の広い資格は、本格的な講座にお金をかける価値がある
お金をかけるかどうかより、「自分に足りないものは何か」を先に考えるのがいちばんの節約です。
※価格はすべて2026年9月時点の各社公式サイトの税込価格です。最新の価格・キャンペーンは各公式サイトでご確認ください。

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