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行政書士試験の勉強時間を調べると、「600〜1,000時間」という数字がよく出てきます。働きながらだと、1日2時間でも1年近くかかる計算です。
正直に書くと、私の行政書士の勉強時間は、前回の受験と今年を合わせても累計150時間ほどです。前回はこの少なさもあって、不合格でした。
この記事では、「本当に1,000時間必要なのか」を自分なりに考えたうえで、試験までの残り時間をどう使うかを逆算した過程を書きます。
「600〜1,000時間」はどこから来ているのか
行政書士試験は、300点満点で180点以上を取れば合格する試験です。ただし、次の2つの基準点(足切り)もあります。
- 法令等科目:244点中122点以上
- 基礎知識(一般知識):56点中24点以上
範囲は、憲法・民法・行政法・商法・基礎法学・基礎知識と広く、記述式もあります。法律を初めて学ぶ人が、この範囲をひと通り理解して演習まで終えるには、600〜1,000時間くらいかかる、というのが各予備校の目安です。
ただ、この数字は「法律の初学者」を想定したものです。すでに宅建などで民法を学んでいる人は、その分だけ短くなります。
宅建は200時間で受かった。行政書士はどうか
私は宅建に、合計200時間ほどで合格しました。宅建の民法(権利関係)の知識は、行政書士の民法の土台になります。
とはいえ、行政書士の民法は宅建よりも深く問われ、さらに行政法という大きな科目があります。宅建の経験があっても、「宅建と同じくらいの時間で受かる」とは考えないほうがいいと、1回落ちて実感しました。
前回の失敗を振り返ると、時間が足りなかっただけでなく、行政法の全体像をつかまないまま問題を解いていたことが大きかったと思います。
残り時間から逆算する
大事なのは、目安の時間に届くかどうかより、「残りの時間で、点につながることを優先してやる」ことです。
今年の試験は2026年11月8日(日)です。私が勉強に使える時間は、平日の夜7時半〜11時半です。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| この記事を書いた日 | 2026年9月下旬 |
| 試験日までの残り | 約6週間 |
| 1日の勉強時間 | 最大4時間(夜7時半〜11時半) |
| 残りで確保できる時間 | 多くて150〜170時間 |
累計150時間に、残りの150〜170時間を足しても、300時間ほどです。目安の600〜1,000時間には届きません。
だからこそ、「全部やる」のではなく、「やらないこと」を決めました。
時間が足りない私が決めた優先順位
- 行政法を最優先にする:配点が最も大きい科目。肢別問題を毎日100問解いて、条文と判例の知識を固める
- 記述式は毎日10問だけ続ける:模試の分析で、記述がまったく対策できていないと分かった。1日10問なら、毎日続けられる
- 民法は深追いしない:宅建の土台があるので、よく出る論点の確認にとどめる
- 基礎知識は足切りを避けることだけを考える:24点以上を取るための最低限の対策にする
計画の立て方は「元高校数学教師がAIと立てる、資格勉強の「計画の立て方」」、1日のスケジュールは「働きながら行政書士試験に挑む、1日の勉強スケジュール」に書いています。
時間が少ない人ほど、講座の「順番」が効く
独学で1回落ちて分かったのは、時間が少ない人ほど「何をどの順番でやるか」で迷う時間がもったいない、ということです。
今年はアガルートの講座を使い、講義は3倍速で聞いています。カリキュラムに沿って進めるので、「次に何をやるか」で迷う時間がなくなりました。
これから勉強を始める人で、まとまった時間が取れない人は、最初から講座で「順番」を買ってしまうのも一つの方法です。費用を抑えたいなら、スタディングやSMART合格講座のような低価格の講座もあります。
まとめ
- 「600〜1,000時間」は、法律の初学者を想定した目安
- 私の累計は150時間ほど。前回はその少なさもあって不合格だった
- 試験までの残り時間を逆算し、「やらないこと」を決めて優先順位をつけた
- 時間が少ない人ほど、講座のカリキュラムで迷う時間を減らすのが効く
試験の結果は、このブログで正直に報告します。

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