行政書士試験は11月8日(日)の13時から16時まで。試験が終わると、その日のうちに予備校の解答速報が出て、自己採点ができます。ただ、行政書士試験は記述式が60点分あり、ここは自己採点では点が決まりません。合格発表は年明けの令和9年1月27日(水)。約2か月半をどう待つかを、試験の前に決めておくと、当日の夜に落ち着いていられます。
結論:試験前に決めておく3つのこと
- 問題用紙に自分の解答を必ず書き写しておく(自己採点に使う)
- 自己採点は「記述式0点」と「記述式で取れたと思う点」の2通りで計算する
- 結果が分かるまでの過ごし方(次の資格に進む/待つ)を先に決めておく
合格基準をおさらい
行政書士試験は、次の3つをすべて満たすと合格です(例年の基準。正式には試験研究センターの試験案内で確認してください)。
| 区分 | 満点 | 合格に必要な点 |
|---|---|---|
| 法令等科目 | 244点 | 122点以上(50%) |
| 基礎知識(一般知識) | 56点 | 24点以上(40%) |
| 試験全体 | 300点 | 180点以上(60%) |
基礎知識は14問×4点なので、6問正解で24点。ここを1問でも下回ると、全体で180点を超えていても不合格になります。自己採点では、まずこの足切りを越えているかを最初に確かめます。基礎知識の考え方は基礎知識(一般知識)の対策に書いています。
解答速報と自己採点のしかた
1. 解答速報はいくつか見比べる
例年、試験当日の夕方から夜にかけて、大手の資格予備校が解答速報を出します。正解が割れる問題もあるので、2〜3社の速報を見比べて、割れている問題は「保留」にしておきます。
2. 記述式は「0点〜満点」の幅で考える
記述式は3問×20点で、キーワードごとの部分点で採点されると言われていますが、採点基準は公表されていません。だから自己採点は、択一と多肢選択だけで何点かをまず出し、「記述式が0点でも180点に届くか」「記述式で何点取れば180点か」の2つを確認します。
| 択一+多肢選択の点数 | 記述式で必要な点(全体180点まで) |
|---|---|
| 180点以上 | 0点でも全体の基準は満たす |
| 160点 | 20点 |
| 150点 | 30点 |
| 140点 | 40点 |
| 130点未満 | 50点以上(かなり厳しい) |
ここに、法令等122点・基礎知識24点の基準も満たしているかを重ねて判断します。記述式の手ごたえは人によって大きく違うので、ボーダー付近の人は「受かっている前提」と「落ちている前提」の両方で準備しておくのが一番楽です。
3. 問題用紙への書き写しを忘れない
マークシートは持ち帰れないので、問題用紙に自分の選んだ番号を書いておかないと自己採点ができません。記述式も、問題用紙の余白に書いた答えを残しておくと、あとで速報の模範解答と比べられます。
合格発表までの約2か月半の過ごし方
- 手ごたえがある人:登録の費用や流れを調べておく。行政書士の登録は、各都道府県の行政書士会を通して行います
- ボーダーの人:どちらに転んでも動けるよう、次の年の教材と講座を見ておく。講座の申込みが多いのは12〜3月で、割引もこの時期に集中しやすい
- 手ごたえがない人:記憶が新しいうちに、どこで点を落としたかを1枚にメモしておく。来年の勉強の出発点になる
講座を選ぶときに比べることは行政書士の通信講座の選び方に、私が受けている講座の料金の考え方はアガルートの料金は高い?に書いています。
まとめ
- 試験は11月8日(日)13時〜16時、合格発表は令和9年1月27日(水)
- 自己採点は基礎知識の足切り→択一+多肢の点数→記述式で必要な点、の順で確認する
- 問題用紙に解答を書き写すことだけは、試験中に必ずやる
前日と当日の過ごし方は前日もいつも通り勉強、本番は最初からどんどん解くに、ほかの記事は行政書士のまとめページから読めます。

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